2017年から販売しているWinDirectorにNTT-ATが開発したWinActor管理モジュールを組み込み、セキュリティなどの管理機能が強化されて「WinDirector ver.2.0」として、2月15日からNTT-ATとNTTデータ両社で販売されるそうです。
WinActorを利用するユーザーの権限設定や、複数のシナリオを「ジョブ」として集約するシナリオとジョブ管理機能、組織ごとのジョブの実行状況をリアルタイムにグラフ表示するジョブの稼動状況管理などの機能を備えるほか、同時利用ライセンス数を動的に管理するフローティングライセンスにオプションで対応するようで、より管理機能が強化されています。
PC 1台からのスピーディーな導入から、サーバーやクラウドによる統一的な管理まで、WinActorの利用形態を顧客の業務に合わせてより柔軟に選択できるようになるようにしているとのことです。
WinActorは簡単に作成できるところが魅力ですが、その分、野良ロボットの増加やシナリオの書き換えによるフロー逸脱の増加が懸念されますので、こうした管理機能の強化は導入を検討するクライアントに対して安心感を与えられる材料にもなるので嬉しいですね。
「WinDirector ver.2.0」はオープン価格。管理に課題がある場合は一度相談してみるのも良いかと思います。
引用元